新版 竹取物語 現代語訳付き

新版 竹取物語 現代語訳付き

著者:室伏信助
出版年:2013年

日本の古典、竹取物語。
絵本の内容ぐらいしか知らなかったので、この機会に原作を読んでみました。

最初は原文で読もうと思ったのですが、難しすぎて途中から現代語訳だけ読みました。しかし驚きました。平安時代初期にこんなSFっぽいお話が作られていたんですね。原文で読むことができればもっと深く物語を味わえるんでしょうね。やっぱり原文の方が日本語の響きがきれいに感じますし、趣がありますよね。英語の本だって英語で読んだ方がニュアンスが伝わりやすいし、古典も同じなんだと思います。もっとしっかり古文を勉強しとけば良かったです。あと和歌も教養として知っておきたいですね。

ストーリーに関して記憶に残っているのは最後の富士山のくだりです。不死の薬を焼いた山だから富士山っていうのは面白いですね。それにしてもなんでかぐや姫はあんなに結婚したくなかったのでしょう。月で犯した罪が関連しているのでしょうか。色々分からないところも多いです。

「竹取物語」を読んだあとで思ったことは、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」をもう一度観たいということです。以前観たときは帝のあごと最後のかぐや姫の表情が消えるシーンぐらいしか印象に残らなかったのですが、原作を知った上で観るとまた違った感想になりそうな気がします。